ひとりのじかん

考えることをやめないために

感情は何のためにあるのか

不安・恐怖・嫌悪・怒り・悲しみ、自分の身を守るための感情は強い。

感情は、瞬間的に判断するためのシステムではないだろうか。

経験や、生物としての本能を駆使した最速で判断するシステムだ。

 

例えば恐怖。車が猛スピードでこちらに向かってきて、刃物を持った人がこちらをみていて・・・。恐怖がなければ、人は簡単に死んでしまう。

例えば不安。自分の将来はどうなってしまうのか、意中の相手は私のことが好きなのだろうか・・・。不安がなければ、人は未来のことを考えない。

 

喜びや愛情、楽しさ、憧れなどの感情はどうだろう。

 

例えば愛情。自分の命より子供の命を優先させようとする母親の感情は、人間の究極の目的の自分の遺伝子を残すことに直結している。

例えば喜び。喜びがなければ人は挑戦することをやめてしまうだろう。挑戦をすることがなくなれば環境変化に対応できなくなり絶滅する可能性がある。

 

理論的な思考よりも、感情が先走り、良くも悪くも頭で考えた理性よりも感情で体が動く。

感情や直感、センスというものを経験と言い換えることもできる。

速さを優先させるがために間違っていることも多いのだけれど、精度を上げることはできるだろう。

 

感情はコントロールするのではなく、理性で成長させる。

悲しい時には泣いて、嬉しい時には喜び、恐い時には怯える。

自分のことができるようになったら、理性で周りの人の分もやってみる。

周りの人の分ができるようになったら、日本の人の分もやる。

日本の人の分ができるようになったら・・・。

そうやって多くの人の感情をごまかさずに積み重ねていく。

 

 スポーツで言うところの「練習以上の実力はだせない。」だ。

 

簡単な問題ほど本質を考えて経験を重ね、答えのないような難しいことは感情に任せて決断してみる。

何万年を生き抜いてきた人間の感情。

人生を懸けて成長させてきた自分の感情。

 

感情を理性で疑いながらも、信じてみるのはどうだろう。

 

 

 

んー、なんか独りよがりな文章になってしまったなー、自分でもわかる。

反省。。。